●論点解説穀物、展望会議はコーン面積急増を予想=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米農務省(USDA)のアウトルック・フォーラム(展望会議)が始まった。
2025年の作付面積見通しは、トウモロコシが9,400万エーカー(前年比
340万エーカー増)、大豆が8,400万エーカー(同310万エーカー減)となっ
ている。2024年はトウモロコシより大豆の生産を優先したが、その結果としてトウ
モロコシの需給が相対的に引き締まったことで、25年はトウモロコシから大豆への作
付けシフトが想定されている。トウモロコシの期末在庫見通しは、前年度の
15.40億Buから19.65億Buまでの増加見通しになる。トレンドイールドを
前提にした数値だが、期初在庫の減少よりも作付面積拡大による増産効果の方が大きい
とみられる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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