●週間見通し原油、原油通商リスクで上値重い展開に＝マーケットエッジ

　前週は戻り売り優勢の展開になった。需要不安の織り込みが優勢の地合が続こう。3
月4日にはカナダとメキシコに対する関税発動、中国に対する追加関税が予定されてい
る。通商環境が一段と大きく悪化すると、リスクオフ傾向が強まりやすい。特に株価急
落といった動きがみられると、70ドル割れ定着が進もう。石油輸出国機構（OPEC）プラ
スの減産縮小が先送りされる見通しはポジティブだが、６０ドル台後半にコアレンジを
切り下げる見通し。
　今週も上値の重い展開が続こう。需要不安が強く、需給緩和見通しの上値圧迫が続き
やすい。特に株価急落といった動きがみられると、６７ドル水準まで軟化する可能性が
ある。3月4日にトランプ米政権の関税発動が予定されており、特に米中関係の悪化が加
速すると、原油相場も上値の重い展開になろう。
　予想レンジは、６７．００〜７２．００ドル。
（マーケットエッジ・小菅　努）

• ＮＹ金８月限は３．０ドル高の３３２４．０ドルで推移
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  07/11(金) 00:11
• ＮＹ原油８月限は１．３１ドル安の６７．０７ドルで推移
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• 天然ガス在庫は前週比５３０億立方フィート増＝ＥＩＡ
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  07/10(木) 23:32
• ＮＹ金８月限は０．６ドル高の３３２１．６ドルで推移
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  07/10(木) 23:11
• ＮＹ原油８月限は１．４７ドル安の６６．９１ドルで推移
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  07/10(木) 23:10