[今夜の視点]NYプラチナ=ウクライナの行方を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ニューヨーク・プラチナ時間外取引は反発。期近4月限は午後3時現在、前日比
11.6ドル高の949.5ドルで推移。

 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の鉱物資源の協議が決裂した
が、欧州のウクライナ支援表明を受けてリスク回避の動きが一服した。米大統領に近い
共和党有力者らは、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアとの戦争を巡り態度を改
めるか、さもなければ辞任する必要があるとの見方を示した。ウクライナの行方を引き
続き確認したい。ただ4日に米国のカナダやメキシコに対する関税が発動することや、
中国に対する追加関税が課されることは上値を抑える要因である。米大統領の施政方針
演説もある。今夜は2月のユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値や2月の米I
SM製造業景況指数などの発表がある。
<今夜の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年2月確報(Markit)
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年2月速報(EUROSTAT)
・米製造業景況指数 2025年2月(ISM)
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