−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 4) 947.1 979.3 946.5 971.9 + 34.0 (25/ 7) 959.7 990.2 959.7 984.1 + 33.3 パラジウム (25/ 6) 917.50 963.00 917.50 961.10 + 49.20 (25/ 9) 932.50 969.00 932.50 970.00 + 48.20 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 42,151 34,387 85,403 (+ 565) パラジウム 7,805 5,455 21,101 (+ 1,080) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 43,191.24 - 649.67 前日 150.55/57 1.0375/77 ・ナスダック 18,350.19 - 497.09 本日 149.39/41 1.0481/83 ・10年米国債利回り 4.17 - 0.05 ・NY原油 (25/ 4) 68.37 - 1.39 ・SPDR保有金残高 904.38 - 1.72 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は急反発。前日比はプラチナが32.9〜34.3ドル 高、中心限月の4月限が34.0ドル高、パラジウムが44.20〜51.50ドル 高、中心限月の6月限は49.20ドル高。 プラチナ4月限は急反発。時間外取引では、リスク回避の動きが一服したことや金堅 調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて買い戻し主導で上昇 した。日中取引では、米ISM製造業景況指数の低下やドル安を受けて買い優勢となっ た。 パラジウム5月限はドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。 プラチナ4月限は時間外取引を946.5〜968.7ドルのレンジで推移し、前日 比29.5ドル高の967.4ドルとなった。4月限は高寄りしたのち、ウクライナに 対する各国からの発言が目立つなか、上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル安を 受けて買い戻し主導で上昇した。 日中取引では、米ISM製造業景況指数の低下やドル安を受けて買い優勢となっ た。979.3ドルまで上昇したのち、上げ一服となった。 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の鉱物資源の協議が決裂した が、欧州のウクライナ支援表明を受けてリスク回避の動きが一服したことが支援要因に なった。また2月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.3だった。 前月の50.9から低下し、市場予想の50.6も下回った。ドル安に振れ、金は買い 優勢となった。 パラジウム6月限は、時間外取引を917.50〜942.00ドルのレンジで推移 し、前日比28.10ドル高の940.00ドルとなった。6月限は高寄りしたのち、 買いが一巡し、上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて買い戻し主導で 上昇した。 日中取引では、ドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となり、963.00ド ルまで上昇した。買い一巡後は上げ一服となった。 28日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比6429オンス増の55万 2040オンス、パラジウムは同変わらずの7万6197オンス。 今日の材料 ・2月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は46.9で前月の 48.3から低下し、14カ月ぶりの低水準となった。好不況の分かれ目である50を 5カ月連続で下回った。速報値の46.4からはわずかに上方修正された。 ・2月のユーロ圏の消費者物価指数(EU基準=HICP)速報値は前年比2.4%上 昇だった。1月の2.5%上昇からわずかに鈍化し、欧州中央銀行(ECB)の追加利 下げ観測が強まった。市場予想は2.3%上昇だった。 ・1月の米建設支出は年率換算で前月比0.2%減少した。市場予想は横ばい。集合住 宅の減少が重しになった。 ・2月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.3だった。前月の 50.9から低下し、市場予想の50.6も下回った。前月は2022年10月以来初 めて分岐点となる50を超えていた。 ・米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は、米経済は今年も拡大を続けるとの見方を 示しながらも、消費支出や住宅市場に関する経済指標が予想を下回っていることが成長 リスクに対する懸念になると述べた。 ・トランプ米大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領について「米国の支援がある 限り平和を望んでいない」と自身のソーシャルメディアに投稿した。 ・ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争の早期終結に向けウクライナは 「実質的な」外交を展開する必要があるとの考えを示した。 MINKABU PRESS
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