[今夜の視点]NYプラチナ=米関税発言や米新規失業保険申請件数を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ニューヨーク・プラチナ時間外取引は反落。期近4月限は午後3時現在、前日比
6.2ドル安の989.6ドルで推移。

 予想以下の米消費者物価指数(CPI)や金堅調が支援要因になった。貿易戦争に対
する懸念は上値を抑える要因である。トランプ米大統領は4月2日に相互関税を発表す
るとしており、さらなる関税発動で先行き不透明感が強まるとみられる。米大統領は、
欧州連合(EU)が米製品に対し報復関税を課せば、対応すると表明しており、次の動
きを確認したい。今夜は米新規失業保険申請件数や2月の米生産者物価指数(PPI)
の発表がある。また米連邦政府機関の閉鎖回避に向けた米共和党の動きも確認したい。
米上院でつなぎ予算延長案が承認されなければ、15日から一部政府機関が閉鎖に追い
込まれる見通し。
<今夜の予定>
・米消費者物価指数 2025年2月(労働省)
・米財政収支 2025年2月(財務省)
・政策金利発表(カナダ銀行)
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