−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 4) 996.3 1009.0 976.2 1006.0 + 10.2 (25/ 7) 1008.7 1021.0 990.0 1018.5 + 10.0 パラジウム (25/ 6) 956.50 969.50 941.50 964.00 + 9.80 (25/ 9) 965.50 975.00 955.00 970.70 + 9.00 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 46,385 36,405 79,431 (+ 41) パラジウム 3,688 2,955 20,306 (+ 134) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 40,813.57 - 537.36 前日 148.25/27 1.0887/89 ・ナスダック 17,303.02 - 345.43 本日 147.80/82 1.0854/56 ・10年米国債利回り 4.27 - 0.04 ・NY原油 (25/ 4) 66.55 - 1.13 ・SPDR保有金残高 898.64 + 3.44 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比はプラチナが9.5〜10.7ドル高、 中心限月の4月限が10.2ドル高、パラジウムが9.00〜9.80ドル高、中心限 月の6月限は9.80ドル高。 プラチナ4月限は続伸。時間外取引では、ドル安が下支えになったが、リスク回避の 動きが出ると戻りを売られた。欧州時間に入ると、手じまい売りが出て軟調となった。 日中取引では、米生産者物価指数(PPI)が前月比で横ばいとなったことや金急伸を 受けて買い優勢となった。 パラジウム6月限はリスク回避の動きが圧迫要因になったが、他の貴金属の堅調を受 けて押し目を買われた。 プラチナ4月限は時間外取引を978.5〜999.7ドルのレンジで推移し、前日 比15.8ドル安の980.0ドルとなった。4月限は高寄りしたのち、ドル安が下支 えになったが、リスク回避の動きが出ると戻りを売られた。欧州時間に入ると、手じま い売りが出て軟調となった。 日中取引では、976.2ドルまで下落したのち、米生産者物価指数(PPI)が前 月比で横ばいとなったことや金急伸を受けて買い優勢となった。時間外取引の高値を突 破すると、テクニカル要因の買いが入って1009.0ドルまで上昇した。 米連邦政府機関の閉鎖の可能性を受けてリスク回避の動きが出た。またトランプ米大 統領は、欧州連合(EU)が米国産ウイスキーへの課税措置を撤廃しなければ、EUか ら輸出されるワインやシャンパンなど全てのアルコール製品に200%の関税を課すと 表明した。一方、2月の米生産者物価指数(PPI)は前月比で横ばいだった。市場予 想は0.3%上昇。横ばいとなるのは、2024年7月以来、7カ月ぶり。 パラジウム6月限は、時間外取引を946.00〜965.00ドルのレンジで推移 し、前日比6.20ドル安の948.00ドルとなった。6月限は高寄りしたのち、ド ル高を受けて堅調となったが、リスク回避の動きが出ると、戻りを売られた。欧州時間 に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られた。 日中取引では、941.50ドルまで下落したのち、米生産者物価指数(PPI)が 前月比で横ばいとなったことや他の貴金属の急伸を受けて買い優勢となった。時間外取 引の高値を突破すると、テクニカル要因の買いが入って969.50ドルまで上昇し た。 12日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比3万3085オンス増の 58万4848オンス、パラジウムは同2381オンス増の7万8876オンス。 今日の材料 ・ドイツ連邦銀行のナーゲル総裁は、欧州は米国の関税発動に対応する権利を有するが 貿易戦争は全ての関係当事者にとってマイナスであり、ドイツは今年、リセッション (景気後退)に陥る可能性があると指摘した。 ・1月のユーロ圏の鉱工業生産は前月比0.8%増加となり、市場予想の0.6%増を 上回った。ドイツの大幅な伸びが、イタリアやスペインの減少を相殺した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、トラン プ米政権に対し交渉を通じて「不必要で非常に有害な」関税発動見送りを促すべきとの 見解を示した。 ・2月の米卸売物価指数(PPI)は前月比で横ばいだった。市場予想は0.3%上昇 だった。横ばいとなるのは、2024年7月以来、7カ月ぶり。前年同月比では3.2 %上昇。1月は3.7%上昇だった。 ・米新規失業保険申請件数は前週比2000件減の22万件だった。減少したものの、 連邦政府支出の大幅削減や貿易戦争の激化が労働市場の安定を脅かしている。市場予想 は22万5000件だった。 ・ベッセント米財務長官は、最近の米市場の不安定な動きについて懸念しておらず、ト ランプ政権は市場と米国民の中長期的な利益を重視しているという認識を示した。 ・トランプ米大統領は、欧州連合(EU)が米国産ウイスキーへの課税措置を撤廃しな ければ、EUから輸出されるワインやシャンパンなど全てのアルコール製品に200% の関税を課すと表明した。 ・トランプ米大統領は、4月2日に全ての貿易相手国に対し相互関税を課す計画を変え る考えはないと言明した。 ・ポーランドのドゥダ大統領は、米国に対し、ロシアに対する抑止力として核兵器をポ ーランド領土に移送するよう求めた。 ・ロシアのプーチン大統領は、ロシアはウクライナとの停戦に向けた米国の提案に同意 するとしつつも、いかなる停戦も紛争の根源的な要因を排除した上で恒久的な平和につ なげる必要があるとし、多くの事項で詳細を詰めなければならないと述べた。 MINKABU PRESS
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