再送：ゴム午前＝総じて下落、上海安を嫌気し７・８月限と３月当限が軟調

【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、総じて下落。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、大きく水準を
引き下げる限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが序盤は買いが先行し
たが、軟化したことから、期中７、８月限と３月当限が６円超の下落となり、軟調に推
移。ＴＳＲ２０は、出来ず。

　午前１１時４４分現在のＲＳＳ３号は前営業日比６．７円安〜０．４円高。活発限月
の８月限は同６．２円安の３４３．５円、期先２６年２月限は出来ず、推定出来高は５
３１枚（前日夜間取引含む）。

【８月限は３３０〜３５０円前後のレンジ形成か】
　今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、総じて下落している。活発限月の８月限は、一
時３４０．７円まで軟化した。８月限は、１４日の取引で３４９．７円まで急反発した
が、節目の３５０円の手前では伸び悩んだ。
　米中の報復関税合戦となるなか、積極的に買いポジションを作るのは躊躇われてい
る。戻り売りが出やすい。ただ、その一方で、産地価格が下げ渋っているため、突っ込
んで売る動くも限定的だ。目先、３３０〜３５０円前後でのレンジ相場になる可能性が
ありそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は売りが先行する展開と
なり、３．９〜３．２セント安で推移している。
　上海ゴムは夜間取引の小じっかりとした展開となっている。午前１１時１０分現在、
指標限月の２０２５年５月限は、前営業日比２１５元安の１万６９０５元で推移してい
る。

MINKABU PRESS

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