［今夜の視点］金・銀＝地政学的リスクと米小売売上高を確認

　金のドル建て現物相場は、もみ合い。前週末の海外市場では、ドイツの財政改革パッ
ケージ合意を受けて史上最高値を更新したのち、インフレ警戒感を受けて上げ一服とな
った。アジア市場では、中東情勢に対する懸念を受けて２９９３ドル台まで上昇したの
ち、ドル安一服を受けて上げ一服となった。午後に入ると、２９８２ドル台まで下落し
たのち、下げ一服となった。
　米軍のフーシ派攻撃やイスラエルのガザ北部空爆で中東情勢に対する懸念が出たが、
利食い売りに上値を抑えられた。今週はトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が
電話会談する可能性がある。今夜は２月の米小売売上高や３月のニューヨーク連銀製造
業景況指数の発表がある。
＜今夜の予定＞
・米小売売上高 2025年2月（商務省）
・米製造業景況指数 2025年3月（ニューヨーク連銀）
・米企業在庫 2025年1月（商務省）
MINKABU PRESS

• 東京貴金属夜間序盤＝金先限は２５円安の１万４３８６円
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• 東京石油夜間序盤＝原油８月限は１０円高の６万３３５０円で推移
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• ＜シカゴコーン＞テクニカルポイント
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