[今夜の視点]金・銀=欧米のPMIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。前週末の海外市場では、利食い売りが圧迫要因
になったが、売り一巡後は押し目を買われた。アジア市場では、朝方の3025.08
ドルから、3017ドル台で押し目を買われたが、ドル高を受けて戻りを売られた。午
後に入ると、3014ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)などのイベントを通過し、利食い売り主導の調整
局面を迎えた。ニューヨーク市場で4月限から6月限への限月移行の商いが進んでいる
ことも手じまい売りを促した。今夜は3月の欧米の製造業・サービス業購買担当者景況
指数(PMI)の発表がある。貿易戦争で先行き不透明感が高いなか、景気に対する見
方を確認したい。
<今夜の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年3月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年3月速報(Markit)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。