−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 464.50 464.75 457.00 457.75 - 6.75 2025/07 471.50 472.00 464.75 465.25 - 6.75 2025/09 445.00 445.00 440.00 442.00 - 3.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 310,857 235,160 1,823,702 (+ 111) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(3月31日−4月4日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは概ね反落。終値の前営業日比は6.75〜0.50セント安。中心限月の期 近5月限は6.75セント安の457.75セント。 引き続き3月31日発表の米農務省(USDA)作付意向報告を前にした玉整理のな か、今春の米コーン作付面積の拡大観測が重石となり売り優勢となった。また、米政府 がロシアとウクライナが黒海での安全航行の確保及び武力行使の排除、エネルギー施設 の攻撃停止とその実施措置の策定で合意した、と発表も弱材料視された。 5月限は464.50セントで取引を開始した後、アジアの時間帯はもちあっていた が欧州の時間帯以降委は下値を探る足取りを展開。終盤に457セントの安値を付けた 後の戻りも浅く、この日の安値圏のまま引けを迎えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 新たにアルゼンチンから移動してきた前線の影響で降雨が発生している。ただ、限ら れた雨量の降雨が続く見通し。多くの地域で土壌水分は平年を下回っており、サフリ ーニャコーンの生育にとって慈雨が必要となっている。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 前線停が停滞するなか降雨が発生。ただ、雨量は限られている。今週は引き続き前線 の影響を受けた降雨が見込まれるが、引き続き限られた雨量にとどまるもよう。 <アルゼンチン全域> 前線の接近を受けて未成熟のコーンや大豆にとっての慈雨が見込まれる。多くの穀物 が成熟期に向かっているため、雨量が与える影響も低下していくだろう。なお、二毛作 目の大豆にとってこの雨は恵みの雨となる。 シカゴ小麦は続落。米政府が共に主要小麦供給国であるロシアとウクライナが黒海で の安全航行の確保及び武力行使の排除、エネルギー施設の攻撃停止とその実施措置の策 定で合意、と伝えたことが弱材料となった。5月限は一時3月5日以来の安値となる 541セントまで軟化し、反発力は弱く、引けを迎えた。 中心限月の5月限は前日比5.00セント安の543.25セント。 今日の材料 ・ブラジル産地南部で降雨発生も雨量は限定的。 ・ブラジル中部では降雨が発生するも限られた雨量にとどまる見込み。 ・アルゼンチン産地では前線接近に伴い慈雨発生へ。 MINKABU PRESS
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