−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 1,007.00 1,007.75 998.25 1,001.75 - 5.50 2025/07 1,019.50 1,020.50 1,012.00 1,015.50 - 4.00 2025/08 1,015.25 1,016.25 1,008.50 1,012.50 - 2.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 175,643 153,377 856,194 (+ 1,661) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(3月31日−4月4日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近の主要限月は続落、他は反発。終値の前営業日比は5.50セント安〜 0.75セント高。中心限月の期近5月限は5.50セント安の1001.75セン ト。 ブラジルでの大豆収穫が順調に進行していることを受けて同国からの供給が米国の大 豆輸出を圧迫するとの見方が広がったうえ、トランプ政権による関税政策が米国と他諸 国との貿易戦争を激化させ、これが米国の大豆輸出を減退させる可能性が警戒されるな か売り優勢となった。ただ、5番限の26年1月限以降の新穀限月に関しては今春の米 作付面積縮小観測が買い支援要因となり、プラスサイドで終了。 5月限は1007セントで取引を開始した直後に浮上しながらもアジア株の頭重い足 取りを受けて値を落とした後は1006セントを上値抵抗線とする安もみとなり、シカ ゴの時間帯序盤に値を落とした後に再浮上したところで戻り待ちの売りが入り一時は 998.25セントと1000セントを割り込む動きも見せたが安値で買い戻されて 1000セント台を回復。ただこの日の安値圏を脱することなく低迷したまま引けを迎 えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 新たにアルゼンチンから移動してきた前線の影響で降雨が発生している。ただ、限ら れた雨量の降雨が続く見通し。多くの地域で土壌水分は平年を下回っており、サフリ ーニャコーンの生育にとって慈雨が必要となっている。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 前線停が停滞するなか降雨が発生。ただ、雨量は限られている。今週は引き続き前線 の影響を受けた降雨が見込まれるが、引き続き限られた雨量にとどまるもよう。 <アルゼンチン全域> 前線の接近を受けて未成熟のコーンや大豆にとっての慈雨が見込まれる。多くの穀物 が成熟期に向かっているため、雨量が与える影響も低下していくだろう。なお、二毛作 目の大豆にとってこの雨は恵みの雨となる。 大豆製品は、大豆粕は大豆の軟調に追随安となった。一方の大豆油は堅調で終了。供 給引き締まりが警戒される大豆油に対し供給が潤沢と見られる大豆粕を受けて大豆油買 いの大豆粕売りのストラドルに絡んだ動きが背景。 大豆粕5月限は前日比2.50ドル安の295.100ドルで終えた。 今日の材料 ・ブラジル産地南部で降雨発生も雨量は限定的。 ・ブラジル中部では降雨が発生するも限られた雨量にとどまる見込み。 ・アルゼンチン産地では前線接近に伴い慈雨発生へ。 MINKABU PRESS
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