●短期見通しゴム、一時的な戻り圧力までか=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 通商リスク、景気減速リスクで上値の重い展開が続こう。トランプ米政権の相互関税
に対する警戒感の緩和で安値修正が促されているが、先行き不透明感は強い。リスクマ
ーケット全体の値動きに左右されるが、減産期でも辛うじて350円水準を回復する値
動きに留まっている。通商リスクが景気リスクに発展するリスクを抱え、さらにトラン
プ米政権が自動車関税の発動に意欲を示す中、350円より上の価格水準だと過熱感が
強まる。下値目途は330〜340円。産地は減産期のピークだが、供給サイドの動向
はあまり重視されていない。産地相場は、消費地相場と連動している。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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