●短期見通し金、安全資産としての買い続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トランプ米政権の通商政策、それに伴う景気リスク、インフレリスクから押し目買い
優勢の展開が続く見通し。4月2日には相互関税に加えて、自動車関税の発動も予定さ
れている先行き不透明感へのヘッジとして、安全資産画買われやすい。米連邦準備制度
理事会(FRB)の利下げ見通し、中東情勢の先行き不透明感もポジティブ。アジア現
物需要は抑制されるも、金上場投資信託(ETF)経由の資金流入が強力であり、上昇
トレンドが支持される。上値抵抗は3050ドルの上は3100ドルまで切り上がる。
調整売りが膨らんでも、3000ドル割れでは買い遅れた向きの物色意欲が強まろう。
金ETF売却までは、強気スタンスが支持されよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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