プラチナ市況=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/04          2026/02    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,925   +269    15,013  +274  : 3,082.60   +54.85
銀          163.0   +5.0     168.5  +6.5  : 3,443.00   +73.00
プラチナ     4,716    +51     4,684   +73  :   987.81   +13.99
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   981.31   +15.73
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    150.66   +0.27  ユーロ・ドル相場   1.0787  -0.0004
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まったのち、ドル建て現物相場が上げ一服となったが、押し目は買われた。午後に
入ると、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立し
なかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが51〜75円高、プラチナスポットが54
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが7047枚、プラチナミニが694枚、プラチナスポット
が3060枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは貿易戦争に対する懸念が上値を抑える】
 プラチナ先限は夜間取引で4690円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=150円台後半の円安に振れた。
 プラチナは金堅調が支援要因になったが、貿易戦争に対する懸念に上値を抑えられ
た。トランプ米大統領が自動車関税を発表したことに加え、4月2日には相互関税を発
動する。各国からの報復措置に対する懸念が出ている。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の987.71ドルから、金堅調を
受けて984ドル台で押し目を買われたが、898ドル台で上げ一服となった。午後に
入ると、買いが続かず、上げ一服となった。
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