−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 4) 984.8 1011.2 984.8 1009.7 + 32.0 (25/ 7) 999.1 1031.6 995.4 1027.5 + 31.4 パラジウム (25/ 6) 981.00 1004.50 981.00 1000.70 + 15.90 (25/ 9) 991.00 1009.00 991.00 1008.60 + 15.80 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 37,618 33,142 78,769 (- 1,026) パラジウム 4,133 3,723 20,643 (+ 77) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,001.76 + 417.86 前日 149.79/81 1.0830/32 ・ナスダック 17,299.29 - 23.70 本日 149.95/97 1.0816/18 ・10年米国債利回り 4.24 - 0.02 ・NY原油 (25/ 5) 71.48 + 2.12 ・SPDR保有金残高 931.94 + 2.29 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが30.2〜32.8ドル 高、中心限月の7月限が31.4ドル高、パラジウムが15.7〜16.90ドル高、 中心限月の6月限は15.90ドル高。 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、貿易戦争に対する懸念に上値を抑えられた が、金堅調を受けて買い戻し主導で上昇した。欧州時間に入ると、買いが一巡し、もみ 合いとなった。日中取引では、戻りを売られる場面も見られたが、金堅調を受けて買い 戻し主導で上昇した。 パラジウム6月限は金やプラチナの堅調を受けて買い優勢となった。 プラチナ7月限は時間外取引を995.4〜1021.1ドルのレンジで推移し、前 日比21.1ドル高の1017.2ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、貿易戦争 に対する懸念に上値を抑えられたが、金堅調を受けて買い戻し主導で上昇した。欧州時 間に入ると、買いが一巡し、もみ合いとなった。 日中取引では、戻りを売られ、1005.6ドルまで下落した。その後は、金堅調を 受けて押し目を買われると、時間外取引の高値を突破し、1031.6ドルまで上昇し た。 トランプ米大統領は、4月2日に相互関税を発表する。米国を搾取してきた不当な貿 易慣行を撤廃する関税計画を発表するとしており、先行き不透明感から金が安全資産と して買われ、プラチナもつれ高となった。 パラジウム6月限は、時間外取引を981.00〜994.50ドルのレンジで推 移し、前日比6.20ドル高の991.00ドルとなった。6月限は安寄りしたのち、 他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ 一服となった。 日中取引では、他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。時間外取引の高値を突 破し、1004.50ドルまで上昇した。 28日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比8006オンス増の62万 0593オンス、パラジウムは同変わらずの7万8876オンス。 今日の材料 ・2月の独小売売上高指数は前月比0.8%上昇。市場予想の0.2%上昇を大きく上 回った。1月は0.2%上昇から0.7%上昇に上方改定された。2月の輸入価格は前 年比3.6%上昇。食品の値上がりで2年超ぶりの大幅上昇となった。 ・3月の独消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で 前年比2.3%上昇した。市場予想は2.4%上昇だった。予想以上に伸びが鈍化し、 欧州中央銀行(ECB)による追加利下げの根拠が強まった。前月は2.6%上昇して いた。 ・ロシアのペスコフ大統領報道官はトランプ米大統領がロシアのプーチン大統領に「腹 を立てている」と述べたことについて、ロシアは米国とウクライナにおける和平合意を 巡る構想のほか、米ロ二国間関係の構築について引き続き協議を進めていると述べた。 ・ポーランドのコシニャクカミシュ国防相は、防空システム「パトリオット」の後方支 援の提供を巡り、米国と20億ドル近い協定に署名する予定だと明らかにした。 ・英仏独などのウクライナの主要欧州同盟国の外相らはマドリードで会合を行い、対ウ クライナ支援を倍増させるとともに、新たな対ロシア制裁を検討していると表明した。 ・米民主党上院議員3人は、トランプ米大統領(共和党)に対し、中国との通商関係や 14の自由貿易協定などを「大幅に見直す」よう促した。 MINKABU PRESS
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