[今日の視点]貴金属=軒並み下落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と
なろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は20.69ドル安
の3112.80ドル、銀が31セント安の3370セント、プラチナが7.27ドル
安の985.10ドル、パラジウムは5.86ドル安の984.26ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=149.75/77円で、前営業日の
大引け時点から0.12円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万5075円前後、銀は164.0円前後、プラチナ
は4615円前後、パラジウムは4750円前後。
【NY金は一代高値更新後に利食い売り】
 金はきのうの海外市場では、欧州時間のドル高を受けて利食い売りが出た。
 金はアジア時間に史上最高値を更新したが、欧州時間のドル高を受けて利食い売りが
出た。米経済指標が弱い内容となったが、安値を割り込むと、テクニカル要因の売りが
出た。2月の米雇用動態調査(JOLTS)は求人件数が19万4000件減少し、
756万8000件になった。市場予想は761万件。3月の米ISM製造業購買担当
者景気指数(PMI)は49.0に低下し、3カ月ぶりに拡大・縮小の分岐点となる
50を割り込んだ。市場予想は49.5。2月は50.3だった。
 トランプ米大統領は米東部時間2日午後4時(日本時間3日午前5時)にホワイトハ
ウスのローズガーデンで開くイベントで関税計画を発表する見通し。
 ロシアのリャプコフ外務次官は、ウクライナ戦争終結に向けた米国の提案は現状のま
までは受け入れることができないとの認識を示した。ロシアが紛争の根本原因と考えて
いる問題に対処していないためという。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、同
国への平和維持部隊派遣に寄与する用意が整った少数の国の代表との会合を4日に開く
と明らかにした。
 銀はきのうの海外市場では、欧州時間のドル高や金に利食い売りが出たことを受けて
売り優勢となった。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。トランプ米大統領が発表する相互関
税の内容が待たれる。各国の反応も焦点である。3月の米ISM製造業購買担当者景気
指数(PMI)は49.0に低下し、3カ月ぶりに拡大・縮小の分岐点となる50を割
り込んだ。市場予想は49.5。2月は50.3だった。
<今日の予定>
・全米雇用報告 2025年3月(ADP)
・米耐久財受注 2025年2月確報値(商務省)
・米製造業新規受注 2025年2月(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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