石油午前=下落、米相互関税の発動を控えた不透明感が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。米相互関税の発動を控えた警戒感から売りが優勢となってい
る。米国の貿易相手国にとって厳しい内容となるのか、あるいは寛大な措置となるの
か、報道が二転三転しており、不透明感が強い。円相場は1ドル=149円後半で推移
し、前日水準とほぼ変わらず。時間外取引でニューヨーク原油5月限は小動き。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は軟調。ただ、夜間取引の値幅内を維持し
ている。
 午前10時55分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
450円安〜1710円高。
 午前10時55分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が642枚。
【ウクライナ停戦、今後数カ月間はないか】
 ウクライナ停戦について、今後数ヶ月以内に合意に至る可能性は低いと見られてい
る。米当局者の認識としてロイター通信が伝えた。トランプ米大統領の介入があって
も、ウクライナ戦争の行方は不透明。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.02ドル安の71.18ドルで推移。
本日これまでのレンジは71.12〜71.28ドル。
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