シカゴコーン市況=期近の主要限月は反落、トランプ関税に対する警戒感から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/05    460.25      460.75      454.00      457.75      - 4.00
  2025/07    466.50      467.75      461.50      465.25      - 3.00
  2025/09    440.00      441.50      437.00      440.75      - 1.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       321,367         405,001       1,879,992 (-  1,576)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(3月28日までの週)
 生産量:日量106万3000バレル(前週比 1万バレル増)
 在 庫: 2661万2000バレル    (前週比73万8000バレル減)
*米気象庁発表の6−10日予報(4月8日−4月12日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは期近の主要限月は反落。終値の前営業日比は4.00セント安〜1.50セ
ント高。中心限月の5月限は4.00セント安の457.75セント。

 米主要産地での荒天を受けたコーンの作付遅延が引き続きが買い支援要因となる一
方、米トランプ政権が相手国と同率の水準まで輸入関税を引き上げる相互関税を発表す
るとの見方が広がるなか、同政権による関税政策が米国の輸出を停滞させるとの懸念が
重石となり、期近の主要限月は売り優勢で運ばれた。
 5月限は460.25セントで取引を開始した直後に460.75セントの高値を付
けたが、その後はトランプ関税懸念から軟化に転じた。シカゴの時間帯序盤に454
セントの安値を付けた後に浮上したものの459セントが上値抵抗線として意識され、
上値を抑制されたまま取引を終了。

 米エネルギー省が発表した3月28日までの週における1日当たりの平均エタノール
生産量は前週比1万バレル増の106万3000バレルだった。また、3月28日時点
のエタノール在庫量は前週比73万8000バレル減の2661万2000バレルだっ
た。

 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、豪雨及び激しい雷雨が発生しているうえ、一部では強風や雹、鉄
砲雨も発生。また、レッドリバーバレー北部では最高気温が4℃前後まで落ち込む一
方、オハイオバレー南部では26℃に達するなど、地域によって大きな気温差が発生。
ダコタ州からミネソタ州にかけての地域では湿雪となったほか、ミシガン州北部では
依然として10万世帯超で停電となっている。
 コーンベルト西部では現在、勢力の強い低気圧が通過中だが、この低気圧は3日まで
には五大湖周辺地域北部に達する見込み。また中西部北部では2日午後に湿雪となる一
方、五大湖周辺南部からプレーンズ南東部にかけての地域では荒天が続く見通し。中西
部南部では今後5日間に100〜250ミリの降雨となり洪水が発生するリスクが高
い。
 6〜10日間予報に関しては4月7〜11日にかけてプレーンズ北部の気温は平年を
上回る見込み。また雨量は全体的に平年以下〜平年並にとどまるだろう。

 シカゴ小麦は反落。他農産物と同様に米トランプ政権が相互関税を2日の夜に発表を
控え、米関税政策が穀物輸出にネガティブな影響を与えるとの懸念が強まり売り優勢で
運ばれた。ただ、米産地での荒天観測が買い支援要因となり下げ幅は限られた。
 中心限月の5月限は前日比1.25セント安の539.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではカンザス東部にかけての地域で荒天となっている。その他の地域はダ
コタ州では降雪となる一方、ハイプレーンズ南部では火災が発生。ここ最近の降雨にも
関わらず、引き続き冬小麦は乾燥に見舞われており、3月末時点の作柄のうち劣〜悪の
比率はサウスダコタ州が50%、ネブラスカ州が34%、テキサス州が33%となって
いる。
 一方の南部では寒冷前線の接近を前に気温が上昇し、テキサス州南部の最高気温は
32℃に達している。この気温の上昇は冬小麦の生育や作付を終えたコーンや大豆の
生育にとって好適となっている。
今日の材料
・米コーンベルトでは荒天が続き作付遅延懸念が強まる。
・米コーンベルトは来週にかけてまとまった雨量を伴う降雨となり洪水発生リスク
 が浮上。
・3月28日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比1万バレル
 増の106万3000バレル。

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