原油相場は、相互関税発動前は買い優勢だったが、発動後は急落している。相互関税 については、米国が輸入する原油コスト高を促すことに注意が求められる。特にカナダ とメキシコに対しても相互関税が発動すると、米国のエネルギー需給は急変する可能性 があった。しかし、両国に対しては既に活動済の関税に対して上乗せすることは見送ら れている。これによって、供給不安を一気に織り込んでいく必要性が薄れ、相対的に需 要不安がクローズアップされやすくなっている。中国に対しては関税の上乗せが行われ ているため、同様の対応がカナダとメキシコに対しても行われると、供給不安から吹き 上げた可能性もあったが、そうした展開は見送られている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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