●論点解説穀物、相互関税で需要不安を蒸し返す=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トランプ米大統領が相互関税を発表した。貿易不均衡の規模が重視されるため、主要
貿易相手国に対して、特に高い関税が課せられる傾向がみられる。これを受けて各国が
米国に対して報復措置を講じると、米国産穀物輸出に大きな影響が生じる可能性があ
る。一方で、報復ではなくディール(交渉)が優先され、米国産農産物の購入拡大で関
税の引き下げ、撤回を狙うような動きが活発化すると、逆に米国産穀物輸出は増加する
可能性もある。ただし、現状では相互関税はネガティブ材料との評価が優勢になってい
る。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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