トランプ米大統領の相互関税発表を受けて、穀物相場も軟化している。実際の輸出環 境に影響が生じるのか不透明だが、貿易紛争が激化した際に、米国の主要輸出品として 穀物は影響を受けやすいとみられている。トウモロコシに関しては、米国産の購入が手 控えられるとウクライナ産に人気が高まりやすい。大豆は北半球に代替輸出先が乏しい が、南米産に対する人気が高まりやすい。ブラジルと中国の間では、トウモロコシ蒸留 かすの貿易拡大協議で、合意が近いとブラジル農相が発表している。米国産穀物市場を 奪おうとする動きも活発化している。米穀倉地帯では豪雨報告が続いているが、天候リ スクよりも通商リスクの消化が優先されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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