アジア株 トランプのせいで豪州株は調整局面入り、スタグフレーションで3会合連続利下げ予想 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 22849.81(休場) 中国上海総合指数 3342.01(休場) 台湾加権指数 21298.22(休場) 韓国総合株価指数 2441.82(-44.88 -1.80%) 豪ASX200指数 7670.80(-188.93 -2.40%) インドSENSEX30種 75558.13(-737.23 -0.97%) アジア株は下落、トランプ関税による世界的な景気減速懸念が高まっている。きょうは清明節で中国、香港、台湾市場は休場。休み明けに欧米市場が落ち着きを取り戻しているのを祈るばかりだ。 トランプ米大統領は各国が「何か素晴らしいもの」を提示すれば関税を引き下げるかもしれないと発言、9日の関税発動まで交渉の用意があることを示唆するもEUは強硬姿勢を崩す気はないようだ。欧州連合はトランプ氏側近の1人であるマスク氏のX社に対し制裁を準備している。きのうは欧州委員長、ドイツ、フランスが対抗措置を示唆した。米JPモルガンはトランプ関税が経済に劇的な変化を及ぼすとして世界経済が景気後退に陥るリスクを前回の40%から60%に引き上げた。 トランプのせいで豪州株は大幅安、昨年8月以来の安値。2月高値から10%下落し「調整局面入り」して取引を終える。原油安を受け、ウッドサイド・エナジーやサントス、ビーチ・エナジー、カルーン・エナジーなどエネルギー関連が大幅下落している。そのほか、ハイテクや公益、消費財、金融、不動産、素材関連も下落している。 トランプ関税のおかげで豪中銀の利下げ期待が復活。ANZは今年あと1回のみ8月利下げを予想していたが、2日のトランプ関税発表を受け、次回利下げ予想を5月に前倒しし、5月7月8月と3会合連続で利下げに踏み切ると予想した。成長見通しがさらに悪化すれば5月に50bpの大幅利下げを実施する可能性も排除しないとしている。 本来なら利下げは株式市場にとって喜ばしいことだが、トランプのせいで景気停滞とインフレ上昇が同時に起こる「スタグフレーション」の可能性による利下げ観測だ、ちっとも喜べない。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。