前週は300円の節目を割り込む急落地合になった。引き続きトランプ米大統領の通 商政策が警戒されている。相互関税は一部停止されたが、米中間では関税引き上げの応 酬が続いており、両国経済に大きなダメージが生じるリスクが警戒された。25%の自 動車・同部品に対する関税が維持されていることもネガティブ。また、為替が大きく円 高に振れたことも、円建てゴム相場の上値圧迫要因になった。供給サイドの動向は、引 き続きあまり材料視されていない。 今週も上値の重い展開が続こう。急落地合には一服感も見られることで自立反発的な 動きには注意が必要だが、戻り売り優勢の展開は崩れない見通し。米中通商対立は激化 する一方であり、実体経済には大きなダメージが生じるリスクが高い。自動車市場に限 定しても混乱は不可避であり、タイヤ需要見通しにも不確実性が高まっている。280円 水準を下抜くと、チャート主導の売り圧力も強まろう。特に円高環境が続くと、上値の 重さが意識されやすい。米中間で通商協議が開始されると急反発する可能性もあるが、 現時点でのメインシナリオにならない。 予想レンジは275〜310円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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