前週は安値修正の動きが優勢になった。米中間で通商関係の悪化が進んでいるが、穀 物相場をさらに大きく売り込む動きは見送られた。特に目立った買い材料は見当たらな かったが、ドルインデックスが年初来安値を更新したこともあり、安値修正を進める動 きが優勢だった。10日の米農務省(USDA)需給報告で、トウモロコシの在庫見通 しが引き下げられ、旧穀需給の引き締まりが再確認されたこともポジティブ。トウモロ コシは作付けが始まっているが、天候リスク織り込みは見送られている。 今週は上値の重さを再確認する可能性が高い。前週は目立った売買材料が見当たらな い中で安値修正が進んだが、米中通商環境の悪化が続く中では、先高感の形成は難し い。特に中国向け大豆輸出は壊滅的とも言えるダメージを受ける可能性がある。ドル安 環境が続くと下げ幅は限定される可能性もあるが、需要リスクの上値圧迫が維持されよ う。上昇リスクとしては、米中間の通商協議の開始の他、産地天候リスクの高まりにな る見通し。徐々に天候相場型の値動きが増えてくる見通し。 予想レンジは、トウモロコシが475〜500セント、大豆が1000〜1060セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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