[今夜の視点]海外原油=続伸か、トランプ米政権の方向転換を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.12ドル高の61.65ドルで推
移。本日これまでのレンジは61.52〜61.88ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。トランプ米大統領の関税政策に怯える日々が続いている
が、米国の経済攻撃に対し屈することのない中国に対して、米国は方針の転換を迫られ
ているように見える。電子機器を相互関税の対象から除外したことがその兆候なのか判
断しづらいものの、貿易戦争の激化懸念は和らいでいる印象であり、原油相場の戻りが
続くのではないか。トランプ米政権が発足した後は米株安や米国債安、ドル安が目立
ち、頑なに関税政策を強化すると批判の拡大は避けられず、関税政策の修正は迫ってい
ると思われる。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 鉱工業生産 2025年2月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】18:00 景況感指数 2025年4月(ZEW)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者物価指数 2025年3月確報(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 雇用統計 2025年3月(国立統計局)
【納会】--:-- 白糖 2025年5月限(ICE EUROPE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 輸出入物価指数 2025年3月(労働省)
【経済】21:30 製造業景況指数 2025年4月(ニューヨーク連銀)
【工業】4/16 05:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 消費者物価指数 2025年3月(カナダ統計局)
【経済】21:30 製造業出荷 2025年2月(カナダ統計局)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。