ゴム相場は300円の節目水準で上値の重さを再確認しつつある。相互関税発表直後 のパニック的な売りは収束しつつあるが、自立反発からの一段高への発展は見送られて いる。米中対立については何ら改善の見通しは立っていない。トランプ米大統領は、ボ ールが中国側にあるとしているが、中国は米国の関税に対応しているのみであり、合意 点を見出そうとするような動きは始まっていない。トランプ大統領が一部関税策の修正 に着手していることはポジティブだが、まだ積極的にリスクを取れる地合とは評価され ていない。しかも、今後は減産シーズンも終わりに向かうことになり、何らかの天候障 害が発生しない限りは、先高観の形成が一段と難しい地合になる見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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