プラチナ市況=プラチナは続伸、金堅調につれ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/04          2026/02    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,265     +6    15,350    +9  : 3,326.83    -2.53
銀          145.0    0.0     153.0   0.0  : 3,254.00    +3.00
プラチナ     4,425    +28     4,410   +30  :   966.00    +0.50
パラジウム   4,400      0     4,400     0  :   959.98    -0.59
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    142.34   -0.37  ユーロ・ドル相場   1.1371  +0.0009
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まったのち、円高一服を受けて買い戻された。午後に入ると、金堅調を受け
てプラスサイドに転じる限月が目立った。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが13〜30円高、プラチナスポットが30
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが4633枚、プラチナミニが624枚、プラチナスポット
が1456枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金主導の値動きも関税交渉待ち】
 プラチナ先限は4410円まで上昇した。買い戻し主導で上昇した。円相場は1ドル
=141円台後半で円高が一服した。
 プラチナは金主導の値動きとなって地合いを引き締めた。欧米のグッドフライデーを
控えて金に利食い売りが出たが、景気減速懸念などを受けて押し目を買われた。日米の
関税交渉が開始されたことに続き、メローニ伊首相がトランプ米大統領と会談した。当
面は「ディール(取引)」が成立するかどうかも焦点である。また米大統領は、中国と
の「ディール(取引)」は実現すると思うと述べており、中国との協議が開始されれば
先行き懸念が後退するとみられる。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、動きなし。豪州や欧米の休場を受けて動きがなかっ
た。
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