【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク小幅安、ドル建て現 物相場の軟化、金の修整安から売り優勢。期先3本は日中取引から戻り歩調となり、前 日の終値水準まで戻したが、買いが続かず、軟調。 パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時23分現在の前営業日比は、プラチナが29〜3円安、プラチナミニが 51.5〜22.0円安、プラチナスポットが16円安、パラジウムが出来ず。 午前11時23分現在の出来高は、プラチナが4167枚、プラチナミニが448 枚、プラチナスポットが980枚、パラジウムが0枚。 【プラチナは株高、円安にも過剰反応はせず、新規買いは低調】 プラチナは期近が29〜20円安で安もちあい。期先は一時、小高くなる限月があっ たが、買いが続かず、期先2本は再度、2ケタ安。金が引き続き、大商いとなっている が、プラチナは閑散商い。株高、円安にも過剰反応はせず、新規買いは低調もよう。 プラチナ先限は夜間取引で今月14日以来の安値となる4265円まで下落。日中取 引は戻り歩調となり、前日の終値4320円まで戻したが、プラスサイドに浮上は出来 ず。株高、円安にも買い戻し、新規買いは活発化せず、薄商い。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。午前7時過ぎに949ドル台に軟化 した。950ドル割れは続かず、戻し、960ドル台を回復。金の戻りに支援された。 午前11時20分現在、プラチナは961.85ドル、パラジウムが934.62ド ルで推移。 前営業日の大引け時点はプラチナが971.88ドル、パラジウムが946.37 ドル。 MINKABU PRESS
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