プラチナ市況=プラチナは続落、先限は午前・午後とも前日終値で抑える

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/04          2026/02    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,372   -291    15,182  -597  : 3,315.47  -168.37
銀          145.0    0.0     152.5  -0.5  : 3,277.00   +16.00
プラチナ     4,326    -35     4,307   -13  :   962.95    -8.93
パラジウム   4,300   -100     4,400  -100  :   937.48    -8.89
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    141.70   +1.39  ユーロ・ドル相場   1.1385  -0.0121
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク小幅安、ドル建て現
物相場の軟化、金の修整安から売り優勢で推移。先限は正午前に16円安で推移。午後
になり、戻り歩調も午前中に続き、前日の終値4320円で戻りを抑えられた。後半か
ら終盤は再度、10円超の下落で推移した。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は100円安。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが35〜13円安、プラチナスポットが31
円安、パラジウムが100円安。
 推定出来高は、プラチナが5648枚、プラチナミニが523枚、プラチナスポット
が1161枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは現物相場が200日移動平均線からどちらに放れるかに注目】
 プラチナ先限は軟調地合いから抜け出せず。先限は夜間取引で今月14日以来の安値
4265円をつけた。午前中、戻したが、前日の終値4320円で戻りを抑えられた。
4月当限が一時プラスサイドに浮上したが、2番限以降の買い戻しにはつながらず。前
日より出来高は増えたが、依然として薄商い。
 ドル建て現物相場が長期波動線の200日移動平均線が通る960ドル水準でもみあ
い。どちらの方向に放れるかに注目。金の動きにも左右されやすい。トランプ関税の新
たなニュースがあった場合の反応に注目。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。午前7時過ぎに949ドル台に軟化
した。950ドル割れは続かず、戻し、960ドル台を回復。金の戻りに支援された。
午後は959ドル台で買い拾われ、下値堅く推移。
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