[今日の視点]貴金属=反発、金は円安が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金は円安を受けて買い優勢となろう。銀はニュ
ーヨーク高と円安を受けて堅調となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニ
ューヨーク高と円安を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は5.66ドル安の
3309.81ドル、銀が82セント高の3359セント、プラチナが11.53ドル
高の973.62ドル、パラジウムは1.03ドル安の937.48ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=143.12/14円で、前営業日の
大引け時点から1.44円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万5290円前後、銀は155.0円前後、プラチナ
は4400円前後、パラジウムは4300円前後。
【NY金は手じまい売りが続く】
 金はきのうの海外市場は、トランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)のパウエル
議長を解任する意向はないと表明したことや、米中貿易戦争を巡る緊張が緩和に向かう
との期待感を受けて売り優勢となった。
 金はトランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を解任する意向は
ないと表明したことや、米中貿易戦争を巡る緊張が緩和に向かうとの期待感が圧迫要因
になった。米中貿易戦争を巡って、米政権は中国との協議の一環として中国製品に対す
る関税引き下げを検討する可能性があると明らかにした。ベッセント米財務長官は、中
国との貿易を巡る交渉を進展させるには緊張緩和が必要とし、米中が互いに表明してい
る関税率を現在の過度に高い水準から引き下げる必要があるとの見解を示した。米大統
領は、中国に課している関税のいかなる引き下げも中国政府の行動次第との見方を示し
た。また米大統領は、自動車メーカーに対し関税措置の一部を免除することを計画して
いる。
 ベッセント米財務長官は、世界銀行・国際通貨基金(IMF)春季会合で、両国際機
関がステークホルダーへの奉仕を確実にするため改革が必要だとし、同盟国に協力を呼
びかけた。同長官は両機関が気候変動やジェンダー、社会問題などの取り組みに過剰な
時間と資源を費やしていると批判した。これらは両機関設立の本来の目的から外れてい
るとして、マクロ経済の安定と発展という中核的使命に再び焦点を当てるよう求めた。
 銀はきのうの海外市場は、米中貿易戦争を巡る緊張が緩和に向かうとの期待感を受け
て買い優勢となった。
【プラチナは米中貿易戦争の行方を確認】
 プラチナはきのうの海外市場では、米中貿易戦争を巡る緊張が緩和に向かうとの期待
感を受けて買い優勢となった。
 プラチナは米中貿易戦争を巡る緊張が緩和に向かうとの期待感が支援要因になった。
米中貿易戦争を巡って、米政権は中国との協議の一環として中国製品に対する関税引き
下げを検討する可能性があると明らかにした。また米大統領は、自動車メーカーに対し
関税措置の一部を免除することを計画している。
<今日の予定>
・独景況感指数 2025年4月(ifo)
・米耐久財受注 2025年3月速報値(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米中古住宅販売統計 2025年3月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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