プラチナ午前=プラチナは続伸、円安が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク市場での上値の重さ
を受け、まちまちで始まった。その後は、円安を受けて上昇したが、ドル建て現物相場
の軟調に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 新甫2026年4月限はプラチナが4388円、プラチナミニが4385.0円でそ
れぞれ発会した。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが2〜22円高、プラチナミニが
3.0〜24.0円高、プラチナスポットが24円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが3239枚、プラチナミニが325枚、
プラチナスポットが912枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安が支援】
 プラチナはドル安が支援要因になった。トランプ米大統領は、米中貿易摩擦の緩和に
向けて両国が会合を開いたことを明らかにした。ただ中国側は、米国との貿易協議は実
施していないと述べた。
 プラチナ先限は4388円で上げ一服となった。円安が支援要因になった。円相場は
1ドル=143円前後の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の974.98ドルから、ドル高を受け
て軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは970.97ドル、パラジウムが942.21ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが975.45ドル、パラジウムが943.92
ドル。
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