石油午前=総じて下落、海外原油の先安感を警戒し小口の手じまい売り先行か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は総じて下落。25日の海外原油が小幅続伸、円相場は1ドル=
143円後半の円安ながら、中心限月の期近9月限は序盤に小口の手じまい売りで上げ
幅を削り、小幅安に軟化。下値は限られ、閑散商いのなか、前日の終値を挟んで小刻み
なもみあいから再軟化。時間外取引でニューヨーク原油は小じっかりで推移後、小幅安
に軟化。海外原油相場の先安感を警戒し、小口の手じまい売り先行もよう。約定した限
月は期中8月限は変わらずと、4月当限の100円高を除き売り優勢。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は下落。5万7490円まで下落。下げ幅
は限定的だが、低迷。
 午前11時20分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
470円安〜100円高。
 午前11時20分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が863枚。
【ニューヨーク原油時間外取引は序盤に地政学的リスクで大幅高】
 ニューヨーク原油時間外取引は小幅安。序盤に大幅高となり、期近6月限は64ドル
を意識するまでの上昇を記録。週末にイラン南部で大規模な爆発が発生したことで地政
学的リスクから買われたもよう。ただ買いは続かず、マイナスサイドに軟化。
【海外原油夜間取引=小反落】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.12ドル安の62.90ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは62.88〜63.92ドル。
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