NYプラチナ市況=反発、プラチナ7月限は金高を好感し一時1000ドル台

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/ 7)   976.7     1000.7       970.2       995.2    + 22.3
         (25/10)   986.00   1010.0       980.5      1005.2    + 21.9
 パラジウム  (25/ 6)   940.00     962.00      934.50      950.30   +13.60
         (25/ 9)   950.00     970.50      949.50      961.70   +14.30
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          26,209         25,139        77,970       (+    345)
 パラジウム          3,621          3,198        20,150       (+    137)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          40,227.59  + 114.09
     前日  143.71/73   1.1358/60   ・ナスダック         17,366.13  -  16.81
     本日  142.03/05   1.1425/07   ・10年米国債利回り      4.20  -   0.06
・NY原油  (25/ 6)   62.05 - 0.97  ・SPDR保有金残高    946.27  -   2.29
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが20.4〜23.3ドル
高、中心限月の7月限が22.3ドル高、パラジウムが12.40〜14.30ドル
高、中心限月の6月限は13.60ドル高。
 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、金が押し目買い優勢で小反発や、日本、欧
州株の上昇が支援材料となった。欧州時間で一段高となり、15ドル超の上昇で推移。
日中取引では、序盤に上げ幅を縮小したが、金が一段高となったことを好感し、再上昇
となった。一時1000ドルの節目を試すまで上げ幅を拡大。高値を離れたが、22ド
ル超の上げ幅を維持し、995ドル水準で引けた。
 パラジウム6月限は反発。時間外取引は反発し、9ドル超の上げ幅を維持。日中取引
開始後、上げ幅を拡大し、13ドル超の上げ幅を維持して引けた。

 25日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの44万7603
オンス、パラジウムは同変わらずの5万6020オンス。
今日の材料
・28日のアジア太平洋株式市場は、まちまち。中国、シンガポール市場は下落。韓国
 台湾、インドは上昇。
・中国上海総合指数は下落。6.65ポイント安の3288.42。
・欧州株は上昇。米中貿易摩擦の緩和に対する期待感が続き、買い注文が優勢。英FT、
 独DAXともにヘルスケア関連株などが上昇し、相場を支えた。
・ベッセント財務長官の発言
 米国は強いドル政策を堅持し、標準化された貿易協定のテンプレートを保有。
 米政府はあらゆる面で中国と接触している。
・ドルは下落。ドル円は1ドル=142円の節目を試すまで下落。反発力は弱く、142
 円水準でニューヨーク時間の大方の取引を終えた。ユーロドルは1ユーロ=1.1423
 ドルで頭打ちとなり、23日の高値1.1440ドルが抵抗線ながらしっかり。
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