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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (25/ 7) 982.6 983.8 964.1 969.4 - 16.1
(25/10) 992.3 992.8 974.4 979.3 - 16.4
パラジウム (25/ 6) 937.00 940.00 922.00 934.40 - 2.30
(25/ 9) 945.00 948.50 933.50 944.50 - 3.20
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 24,139 22,776 76,856 (- 3)
パラジウム 3,949 3,778 20,791 (+ 561)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 40,669.36 + 141.74
前日 142.36/38 1.1385/87 ・ナスダック 17,446.34 - 14.98
本日 143.05/07 1.1325/27 ・10年米国債利回り 4.17 0.00
・NY原油 (25/ 6) 58.21 - 2.21 ・SPDR保有金残高 947.13 + 0.86
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は続落。前日比はプラチナが16.4〜14.5ドル
安、中心限月の7月限が16.1ドル安、パラジウムが3.20〜2.30ドル安、中
心限月の6月限は2.30ドル高。
プラチナ7月限は続落。時間外取引では、金軟調につれ安となった。欧州時間に入る
と、手じまい売りなどが出て軟調となった。日中取引では、米国内総生産(GDP)の
マイナス成長が圧迫要因になったが、売り一巡後は下げ一服となった。
パラジウム6月限はドル高が圧迫要因になったが、米国内総生産(GDP)のマイナ
ス成長を受けて下げ一服となった。
プラチナ7月限は時間外取引を965.8〜983.8ドルのレンジで推移し、前日
比14.8ドル安の970.7ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、金軟調につれ
安となった。欧州時間に入ると、手じまい売りなどが出て軟調となった。
日中取引では米国内総生産(GDP)のマイナス成長が圧迫要因になり、964.1
ドルまで下落した。売り一巡後は買い戻されて下げ一服となった。
トランプ米大統領は、2期目就任100日に合わせてミシガン州で演説し、経済政策
の成果をアピールした。貿易などを巡る同氏の強硬姿勢に国民が懐疑的な見方を強める
中、懸念払拭を図った。一方、第1四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値は年率
換算で前期比0.3%減となった。米経済がマイナス成長に陥るのは2022年第1四
半期以来3年ぶり。
パラジウム6月限は、時間外取引を923.50〜937.00ドルのレンジで推移
し、前日比11.70ドル安の925.00ドルとなった。6月限は高寄りしたのち、
他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、手じまい売りなどが
出て下げ幅を拡大した。
日中取引では、米国内総生産(GDP)のマイナス成長が圧迫要因になり、
922.00ドルまで下落した。その後は、買い戻し主導で地合いを引き締め、
940.00ドルまで上昇した。
29日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比197オンス減の44万
7405オンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。
今日の材料
・第1四半期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増加で、市場
予想の0.2%増を上回った。昨年第4四半期の0.2%増から加速した。
・第1四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比0.3%減とな
った。米経済がマイナス成長に陥るのは2022年第1四半期以来3年ぶり。トランプ
大統領が打ち出す関税措置を前に、企業による大量の駆け込み輸入があったことが響い
た。
・第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比0.9%上昇し、市場予想と一致
した。前四半期の0.9%上昇と同じ伸びとなった。
・3月の米個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.3%上昇した。伸びは前月
の2.7%から鈍化したものの、市場予想の2.2%を上回った。
・4月の独消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で
前年比2.2%上昇した。ロイターがまとめたアナリスト予想は2.1%上昇だった。
・トランプ米大統領は、中国との貿易を巡る合意がいずれ実現すると期待していると述
べた上で、貿易における公正さには知的財産権の管理も含まれるという認識を示した。
MINKABU PRESS
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