●短期見通しゴム、GW明けまで膠着状態が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 280〜300円のボックス相場が続いている。米中通商リスクの軽減期待が浮上す
る中、大きく値を崩すリスクは後退している。株高傾向が強まれば、円相場の動向次第
で300円台を回復する程度のエネルギーはある。一方で、世界経済の先行き不透明
感、景気減速見通しに変化は生じていない。原油や非鉄金属相場の上値の重さが目立つ
ことはネガティブ。米中関係の改善が実現するのかは不透明感が強い。株高環境が一服
すれば、改めて280円割れを打診しよう。5月1日から中国が労働節の連休に入るこ
とで、短期的な値動きは鈍化しやすい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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