石油午前=下落、OPECプラスの増産加速を意識

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの舵取り役であるサウジ
アラビアが原油安を長期間にわたって許容可能であるとの認識を示したと伝わったこと
が重し。OPECプラスの一部の産油国は4月から自主減産の巻き戻しを開始してお
り、5月に続き6月も増産ペースを加速させるとの公算が高まっている。円相場は1ド
ル=143円前半で、前日よりも円安・ドル高推移。時間外取引でニューヨーク原油は
売り買い交錯。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は下落。夜間取引の安値からの戻りはほと
んど見られない。
 午前10時57分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1280円安〜350円高。
 午前10時57分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1362枚。
【米国防長官がイランを警告】
 ヘグセス米国防長官がSNSにイランへのメッセージを掲載している。イランに対す
る宣戦布告であるようも見える。
 「あなた方がフーシ派に致命的な支援をしているのを私たちは知っています。あなた
方が何をしているのか、私たちは正確に知っています。米軍の能力はよくご存知でしょ
う。そしてあなた方は警告も受けました。私たち選んだ時と場所で、報いを受けること
になるでしょう」
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.04ドル安の58.17ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.10〜58.46ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。