●論点解説穀物、天候リスクは不在の状況が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 1日のトウモロコシ相場は小幅まちまちとなった。産地の気象環境は安定しており、
作付け作業が順調に進むとの見方はネガティブ。作付け環境に大きな混乱などは報告さ
れておらず、週明け後の作付け進捗率のデータにも問題は生じないとみられている。一
般的に5月中旬時点で平年並みの作付け進捗率を確保できれば、不作のリスクは極めて
小さくなる。現時点では天候相場型の上昇は求められていない。旧穀需給の引き締ま
り、輸出需要が底固さを見せていることが下値を支えるが、天候リスク不在の状況で
は、大きく上昇しづらい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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