石油午前=上昇、中国が米国との貿易交渉の可能性を検討と発表

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。サウジアラビアが長期間にわたって原油安を許容可能との報
道をサウジ当局筋が否定したと伝わった。石油輸出国機構(OPEC)プラスで自主減
産を実施している8カ国は来週5日に会合を開催するが、6月も増産ペースを加速させ
るのか不透明。イランと米国の核開発協議の次回日程が定まっていないことや、中国政
府が「現在、米国との貿易交渉の可能性を検討中」と発表したことも支援要因。円相場
は1ドル=145円半ばで円安推移。時間外取引でニューヨーク原油は堅調。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は上げ幅を拡大。一時5万5450円まで
上げた。
 午前10時56分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1480〜1860円高。
 午前10時56分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が768枚。
【本日は米雇用統計】
 本日は4月の米雇用統計が発表される。4月にトランプ米大統領が発表した相互関税
で企業マインドは悪化しており、雇用が下振れしている可能性がある。ただ、一般的に
雇用指標は景気に対して遅行する傾向があり、4月の雇用統計については過剰な警戒感
は不要か。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.40ドル高の59.64ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.73〜59.67ドル。
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