金・銀市況=金が反発、円安や現物高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,179   +171    15,288  +153  : 3,252.40   +15.44
銀          152.0   +4.0     154.0  +3.0  : 3,262.00   +47.00
プラチナ     4,489    +80     4,410   +57  :   971.31   +11.11
パラジウム   4,400   +100     4,400  +100  :   951.56   +11.47
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    145.19   +0.82  ユーロ・ドル相場   1.1321  +0.0014
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【市況】
 金が反発。ドル建て現物相場の上昇や円安を受けて買い優勢で始まったのち、円安と
なったが、ドル建て現物相場の下落に上値を抑えられた。午後に入ると、ドル建て現物
相場の押し目を買われたことが支援要因になった。銀の商いは成立せず、帳入値で上昇
した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが153〜247円高、ゴールドスポットが292円
高、銀が変わらず〜4.0円高。
 推定出来高は、金が2万7165枚、金ミニが1万2272枚、ゴールドスポットが
1157枚、銀が0枚。
【金は米中の通商協議開始の可能性で上げ一服も押し目を買われる】
 金先限は1万5316円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が支援要因に
なった。円相場は1ドル=145円台後半で円安が一服した。
 中国商務省は、米国との通商協議の可能性を現在検討しているとの報道官談話を発表
した。商務省報道官は談話で、米高官が関税を巡り中国側と交渉する用意があると繰り
返し表明していることに留意していると指摘。「誠意」を示すよう米国に促した。一
方、赤沢経済再生相は、米政府による関税措置に関する2度目の閣僚協議を終えた。赤
沢氏は貿易拡大などで具体的な議論を行ったとしたが、詳細は明らかにしなかった。次
回協議は5月中旬以降で調整する。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場は、ドル高を受けて売り優勢とな
った。アジア市場では、朝方の3237.89ドルから、米中の貿易摩擦の改善期待を
受けて売り優勢となったが、3228ドル台で押し目を買われた。午後に入ると、ドル
安を受けて3257ドル台まで上昇した。
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