−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 464.50 468.75 460.75 461.25 - 3.00 2025/07 472.25 477.00 468.25 469.00 - 3.25 2025/09 438.00 443.75 437.50 440.00 + 2.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 312,110 345,213 1,538,722 (+ 6,106) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(5月8日−5月12日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る、雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並、雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは期近の主要限月は続落、他は続伸。終値の前営業日比は3.25セント安〜 3.00セント高。中心限月の7月限は3.25セント安の469.00セント。 期近の主要限月は前日に続きドル買いの動きが重石となり続落したが、新穀限月は 米産地での降雨とこれを受けた作付遅延懸念が買い支援材料となり続伸。2ケタ高と大 きく値を伸ばした小麦の堅調な足取りも買いを促す要因になった。 7月限はこの日は472.25セントで取引を開始した後はしばらくの間、471. 50〜473セントの限られたレンジを中心に高下。シカゴの時間帯を迎えると477 セントの高値まで浮上したが転売を受けて軟化に転じ、終盤には468.25セントの 安値を記録。安値からの戻りも浅いまま軟調で終えた。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは広い範囲で降雨が発生するなかでも、降雨の合間をぬってコーンと 大豆の作付が進行している。中西部北部では気温が低下しており、2日の最高気温は1 〜3℃前後を記録。 米中部の降雨は今後、東部に移動し週末から週明け6日にかけて東部で降雨が発生す る見込み。またプレーンズ南部では5日までにまとまった雨量を伴う降雨となるもよ う。ロッキー山脈中部およびな部からミシシッピーバレー下流にかけての地域では今後 5日間で25〜100ミリの降雨が見込まれる。なお、今後5日間、中西部極北部では 降雨は発生しないもよう。 6〜10日天気予報では、5月6日〜5月10日にかけて全国的に気温は平年並〜 平年を上回るだろう。 シカゴ小麦は期近から大幅上伸。米産地で降雨が続いていることで土壌水分の乾燥 改善が期待される一方、降雨過多による作付遅れや作柄への影響が警戒された。また、 米政権が関税政策に対する強硬姿勢を和らげるなか、米中間の協議開始が期待されてい ることが買いを支援。今週に入って一代の安値を更新した後で、買い戻す動きが広がっ たことも上げ幅を拡大する要因になった。 期近の主要限月7月限は前日比12.00セント高の543セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州南部、中部および東部では夜通し降雨となり、冠水を長 引かせている。テキサス州北部のレッドリバー近辺でも洪水懸念が強まっている。プレ ーンズ東部から中部にかけての地域では降雨が発生しているが、それ以外の地域では降 雨は見られていない。 一方の南部ではアパラチア山脈以西で降雨が発生している。2日朝方、もっとも激し い雨となったアーカンソー州北部では一部で洪水が発生。一方大西洋沿岸地域では依然 として乾燥傾向が見られている。 今日の材料 ・コーンベルトでは広い範囲で降雨が発生。 ・コーンベルト中西部北部では気温が低下。 ・米コーンベルトでは週末から週明け6日にかけて東部で降雨が発生する見込み。 MINKABU PRESS
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