−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 7) 992.1 995.4 977.1 983.2 - 8.9 (25/10) 1003.0 1004.2 987.2 993.1 - 8.7 パラジウム (25/ 6) 981.50 992.00 966.50 982.30 + 2.00 (25/ 9) 991.50 1000.50 978.50 992.80 + 1.60 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 21,755 30,210 77,994 (- 722) パラジウム 8,257 6,221 21,543 (+ 14) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 41,113.97 + 284.97 前日 142.40/42 1.1372/74 ・ナスダック 17,738.16 + 48.50 本日 143.81/83 1.1302/04 ・10年米国債利回り 4.28 - 0.03 ・NY原油 (25/ 6) 58.07 - 1.02 ・SPDR保有金残高 937.96 - 1.43 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続伸。前日比はプラチ ナが9.0〜8.0ドル安、中心限月の7月限が8.9ドル安、パラジウムが1.40 〜2.30ドル高、中心限月の6月限は2.00ドル高。 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった が、金の下げ一服が下支えになった。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となっ た。日中取引では、ドル高や米連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きを受 けて売り優勢となった。 パラジウム6月限は買い戻し主導で上昇したが、ドル高や他の貴金属の軟調を受けて 戻りを売られた。 プラチナ7月限は時間外取引を982.8〜995.4ドルのレンジで推移し、前日 比変わらずの992.1ドルとなった。7月限は変わらずで寄り付いたのち、ドル高や 金軟調を受けて売り優勢となったが、金の下げ一服が下支えになった。欧州時間に入る と、買い戻されて下げ一服となった。 日中取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。その後は、米連邦公開市場委員会 (FOMC)での金利据え置きや金軟調を受けて売り優勢となり、977.1ドルまで 下落した。 米中は両国間の貿易摩擦を巡り今週末にスイスで高官協議を行うと発表し、ドル高に 振れたことが圧迫要因になった。ただ米中は強気の姿勢を崩しておらず、先行き不透明 感が出ると、下げ一服となった。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え 置きが決定され、予想通りとなった。 パラジウム6月限は、時間外取引を972.50〜990.00ドルのレンジで推移 し、前日比8.20ドル高の988.50ドルとなった。6月限は高寄りしたのち、他 の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇し た。 日中取引では、992.00ドルまで上昇したのち、ドル高や他の貴金属の軟調を受 けて戻りを売られた。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置き や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となり、966.50ドルまで下落した。 6日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの43万8817オ ンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。 今日の材料 ・米中は、両国間の貿易摩擦を巡り今週末にスイスで高官協議を行うと発表した。世界 経済を混乱させている貿易戦争の解決に向けた第一歩となる可能性がある。 ・3月の独鉱工業受注は今年初めて前月比プラスとなり、貿易摩擦が緩和した場合に業 界が回復する可能性を示唆した。鉱工業受注は季節・日数調整後で前月比3.6%増 加。市場予想の1.3%増加を大幅に上回った。 ・3月の独プラント・設備メーカーの受注は実質で前年比4%増と、2カ月連続の増加 となった。 ・中国の習近平国家主席は、ロシアの首都モスクワに到着した。4日間の日程でロシア を公式訪問する。 ・トランプ米大統領は、関税の適用除外を求める特定業界の要請を検討するとしたもの の、関税措置はより広範かつ単純なものにしておきたいと述べた。 ・米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を 4.25〜4.50%に据え置くとした。決定は全会一致。インフレと失業率の上昇リ スクが高まっているとしたほか、トランプ政権の関税の影響に対応する中で、経済見通 しが一段と不透明になっているとの認識を示した。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。