ゴム午前=上海安を嫌気し軟調、上海夜間安を受けて売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、軟調。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、やや地合いを緩める
限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大したことから、売
りが優勢となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比3.4〜0.7円安。活発限月の
10月限は同0.7円安の298.3円、期先26年4月限は出来ず、推定出来高は
98枚(前日夜間取引含む)。

【指標の期中10月限は300円の攻防から軟調な展開】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海安を受けて、売りがやや優勢となってい
る。活発限月の10月限は、298円前後で取引されている。10月限は、前日に取引
で4月15日以来となる300円台に一時乗せたが、終値ベースで同水準を維持するこ
とは出来なかった。現在、節目の300円の攻防から軟調な展開になっている。
 10月限は、昨日まで5日連続高となったうえ、やや買われ過ぎ感が出ている。上海
ゴムの中心限月の9月限も1万5000元に一時乗せたが、すぐに切り返えされた。J
PXゴムRSS3号10月限も、300円台にしっかり乗せきれないようなら、目先、
売り圧力が強まる可能性がある。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな
り、1.4〜0.3セント安となっている。
 上海ゴムは下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業日
比205元安の1万4665元で推移している。

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