−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 440.50 440.50 434.00 439.00 - 2.00 2025/07 450.00 452.00 442.25 447.50 - 1.75 2025/09 429.75 430.75 423.25 426.50 - 3.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 432,253 474,092 1,557,267 (+ 8,741) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(5月1日までの週) コーン:168万0500トン(事前予想レンジ:90万〜170万トン) 小 麦: 56万2700トン(事前予想レンジ:20万〜 60万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(5月14日−5月18日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る、雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る、雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは総じて続落。終値の前営業日比は3.00〜0.25セント安。中心限月の 7月限は1.75セント安の447.50セント。 ドル高、米国産コーンの作付け進展、弱気のテクニカル要因、小麦安などから売り優 勢となり、下値を模索となった。輸出成約高は前週より増加したがことが支援材料とな り、下げ幅を縮小したが、小幅安で引けた。 7月限は450セントで取引を開始した後は模様眺めの雰囲気が強まり、米国の時間 帯を迎えるまで448セントを下値支持線とするもちあいとなった。シカゴの時間帯を 迎えると強気な輸出を受けて452セントの高値に達したが、ドル高傾向が強まるなか 値を落とし442.25セントの安値を記録。暫く445セントを上値抵抗線として もちあった後、引け間際に買い戻されたがプラスサイドには届かずに終えた。 米農務省(USDA)が発表した5月1日までのコーン週間純輸出成約高は168万 0500トンで前週の125万9100トンを上回った。 今年度の累計純輸出成約高は6041万1100トンで、前年同期の4762万 3900トンをおよそ27%上回っている。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは広い範囲で降雨が発生し、五大湖周辺地域を中心にコーン及び大豆 の作付作業が鈍化している。米中西部では前週は一週間を通して降雨が発生したことで 干ばつ懸念は大幅に後退したが、農作業を行う機会は限られている。 オクラホマ州及びその周辺地域では1日午後には雨または雷雨となり、冠水の恐れが 高まっている。降雨または雷雨は南部および東部に移動していくため、プレーンズ南部 では週末までに一時的に降雨は止む見込み。大西洋沿岸中部およびニューイングランド 州南部の今後5日間の雨量は50〜200ミリに達する見込み。週末から5月5日にか けて冬を思わせる天候となるが、この天気は次第にプレーンズ中部および南部に移動し ていくだろう。これに伴いプレーンズ南部では5日の週前半にまとまった雨量を伴う降 雨が発生すると見られる。 6〜10日間予報に関しては5月6〜10日にかけて北部3分の2の地域で気温は平 年を下回るだろう。また、プレーンズでの雨量は平年並〜平年を上回る見込み。 シカゴ小麦は軒並み下落。米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は前週を上 回ったが、米産地での天気回復に伴う生育環境改善見通しやドル高傾向が重石となっ た。 期近の主要限月7月限は前日比5.00セント安の529.25セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではモンタナ州及びダコタ州以外では降雨は発生していないが、テキサス 州北部から中部にかけての地域からオクラホマ州北東部にかけての地域では冠水が続い ている。特にオクラホマ州ワウリカの水位は2007年6月以来の高水準まで上昇。 一方の南部では大西洋沿岸部では降雨の発生は無く春の作付作業が進展。ただ、夏穀 物などに乾燥による影響が警戒される。極南部では冬小麦の成熟が進行。 今日の材料 ・コーンベルトではミシシッピーバレー中部付近でのみ降雨が発生。その他の 地域では降雨の発生は無くコーン・大豆の作付が進行。。 ・今後数日はプレーンズ北部以南の最高気温は32℃前後に。 ・USDA発表の5月1日までのコーン週間純輸出成約高は168万0500トンで 前週の125万9100トンを上回る。 MINKABU PRESS
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