前週は300円台を回復する展開になった。通商環境の改善期待を背景に、株高・円 安が進んだことが、ゴム相場を押し上げている。米英の貿易協定が成立したこと、米中 通商協議の予定が伝わったことで、投資家のリスク選好性が高まっている。上海ゴム相 場の値動きは鈍かったが、株高・円安環境を背景に、円建てゴム相場は底固く推移し た。中国人民銀行(中央銀行)が金融緩和措置を打ち出したこと、タイ政府が農家に生 産抑制の要請を行っていることなどもポジティブ。 今週はじり高の展開が続こう。通商環境について楽観的な見方が維持されている間 は、リスクオン環境を背景に底固い展開が続きやすい。実際に通商環境が早期に正常化 に向かう見通しにはなく、世界経済の減速傾向にも大きな変化は生じない見通し。しか し、マーケットの関心は株価と円相場の動向に集中しており、株高・円安傾向が維持さ れるのであれば、じり高の展開が続く見通し。 予想レンジは295〜310円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。