前週は3250〜3450ドル水準で乱高下する展開になった。週前半はトランプ米 大統領が海外製作の映画、輸入医薬品に対して関税を課す方針を示したことが警戒さ れ、押し目買い優勢の展開になった。4月22日以来の高値を更新している。しかし、 その後は米英の貿易協定が成立したこと、米中通商協議の予定が伝わったことで投資家 のリスク選好性が高まり、安全資産である金相場は利食い売り優勢の展開になった。前 週比では上昇しているが、極端な高ボラティリティ環境が続いている。 今週も慎重に値固めを打診する展開になろう。瞬時に50ドル、100ドルと動く可 能性があり、短期筋の投機色が強い展開が続きやすい。下げ一服感もあるが、金上場投 資信託(ETF)市場からの資金流出が続く中では、本格的な上昇は難しい。まずは 3200〜3300ドル水準で下値を固めることができるかが優先されよう。ボラティ リティが低下し、金ETF売却の動きが一服すると、上昇再開期待が強まる。13日に4 月米消費者物価指数、15日に4月米小売売上高などが発表されることがイベントリス クになる。通商問題を巡るヘッドラインにも左右されやすいが、まずは価格鎮静化を促 す局面になろう。 予想レンジは3200〜3450ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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