−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 7) 999.2 1009.0 973.7 975.6 - 26.0 (25/10) 1009.0 1018.1 984.3 985.9 - 25.3 パラジウム (25/ 6) 979.00 994.50 940.00 941.40 - 40.10 (25/ 9) 995.50 1002.00 950.50 951.60 - 39.10 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 37,444 30,521 76,536 (- 411) パラジウム 9,618 6,272 20,542 (- 447) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,410.10 +1160.72 前日 145.37/39 1.1250/52 ・ナスダック 18,708.34 + 779.42 本日 148.45/47 1.1087/89 ・10年米国債利回り 4.46 + 0.07 ・NY原油 (25/ 6) 61.95 + 0.93 ・SPDR保有金残高 937.94 - 1.74 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。前日比はプラチ ナが26.0〜23.4ドル安、中心限月の7月限が26.0ドル安、パラジウムは 40.10〜39.10ドル安、中心限月の6月限は40.10ドル安。 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、ドル高や金軟調が圧迫要因になったが、米 中の貿易協議で進展があったことを受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、ドル 高や金急落を受けて売り優勢となった。日中取引では、手じまい売りなどが出て軟調と なった。 パラジウム6月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナ7月限は時間外取引を974.1〜1009.0ドルのレンジで推移し、前 日比20.9ドル安の980.7ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、ドル高や金 軟調が圧迫要因になったが、米中の貿易協議で進展があったことを受けて押し目を買わ れた。欧州時間に入ると、ドル高や金急落を受けて売り優勢となった。 日中取引では、手じまい売りが出て973.7ドルまで下落した。その後は、買い戻 されて982.7ドルまで戻したが、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。 米国と中国は、両国の貿易問題を巡り、スイスのジュネーブで行った閣僚級協議で、 相互に発動した関税率を115%ポイント引き下げることで合意したと発表した。上乗 せ分の90日間の停止、経済・貿易関係に関する協議メカニズムの構築も打ち出した。 パラジウム6月限は、時間外取引を963.00〜994.50ドルのレンジで推移 し、前日比14.00ドル安の967.50ドルとなった。6月限は安寄りしたのち、 ドル高や金軟調を受けて売り優勢となったが、米中の貿易協議で進展があったことを受 けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、ドル高や金急落を受けて売り優勢となっ た。 日中取引では、テクニカル要因の売りが出て940.00ドルまで下落した。売り一 巡後は買い戻されて下げ一服となった。 9日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比154オンス減の45万 0061オンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。 今日の材料 ・米国と中国は、両国の貿易問題を巡り、スイスのジュネーブで行った閣僚級協議で、 相互に発動した関税率を115%ポイント引き下げることで合意したと発表した。上乗 せ分の90日間の停止、経済・貿易関係に関する協議メカニズムの構築も打ち出した。 ・パレスチナのイスラム組織ハマスは、ガザ地区での戦闘が一時停止したことを受け て、人質になっていたイスラエル系米国人男性のエダン・アレクサンダー氏を解放した と発表した。 ・イングランド銀行のグリーン金融政策委員は 、賃金とインフレ指標は正しい方向に 進んでいるものの、物価上昇圧力は依然として高すぎると指摘した上で「私がより懸念 しているのは、中期的なインフレ期待も上昇し始めた点だ」と述べた。 ・トランプ米大統領は、処方薬価格を59%引き下げると述べた。 ・米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は、米中の大幅な関税引き下げ合意を 受け、貿易摩擦による経済への影響は軽減される見通しで、FRBが金融政策で対応す る必要性が低下する可能性があるとの認識を示した。 MINKABU PRESS
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