●論点解説原油、通商問題緩和はポジティブだが=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米中関税引き下げ合意など通商リスクの軽減を受けて、ゴールドマン・サックスは原
油相場に3〜4ドルの押し上げ圧力が想定されると報告した。一方で2025年の残り
の期間の原油価格見通しは、ブレント原油が60ドル、WTI原油が56ドルとされて
おり、ともに現行価格水準を大きく下回っている。通商環境の改善期待は当然に原油価
格に対してポジティブな影響を及ぼすが、それが原油価格の押し上げにつながるのかは
別問題であることが再確認できる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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