シカゴ穀物引け速報=大豆は総じて続伸、コーンは新穀が続落も旧穀は反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大 豆          2025/05       1067.00       - 0.25
                      2025/07       1077.75       + 5.25
 コーン          2025/05        438.50       + 2.50
                      2025/07        445.50       + 3.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は前日に続き米中関税引き下げ合意が強気材料視されたうえ、一部産地での生育
懸念から当限以外は続伸、コーンは米順調な作付け・生育を受け新穀限月は続落。
 大豆は納会を迎えた期近5月限が下落も他は続伸。終値の前営業日比は0.25セン
ト安〜5.25セント高。中心限月の7月限は5.25セント高の1077.75セン
ト。
 前日に続いて米中通商協議と90日間の大幅関税引き上げ合意が強気材料視された。
米産地では全体的に平年を上回るペースで作付及び生育が進行しているが、東部と西部
で作付及び生育ペースが異なり、東米産地東部での生育状況が警戒されたことも下支え
要因になった。なお、納会を迎えた5月当限のみ軟調となった。
 コーンは期近の主要限月は反発も他は続落。終値の前営業日比は0.50セント安〜
3.00セント高。中心限月の7月限は3.00セント高の445.50セント。
 米中貿易摩擦の緩和や米金融大手ゴールドマンサックスが中国の経済成長見通し引き
上げなどが強気材料視され、期近の主要限月は前日の高値が上値抵抗線として意識され
たため7月限の上げ幅は限られた。一方、新穀限月を中心とする3番限以降は、米産地
の順調な作付及び生育進展が重石となり、売り優勢となった。なお、当限5月限はこの
日、納会を迎えた。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。