石油午前=下落、米国とイランによる核開発合意の成立を意識

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。昨日の海外原油が反落したうえ、イランが米国に対して核開
発協議の合意条件を提示したことから、ニューヨーク時間外取引で売りが強まった。イ
ラン産原油の供給正常化が連想されている。イランは米国に対して核兵器を製造しない
ことを確約し、高水準の濃縮ウランを廃棄する。また、イランはウラン濃縮を監督する
監査団も受け入れる。一方、イランは米国が対イラン制裁を即時全廃することを要求し
ている。円相場が1ドル=146円前半で円高・ドル安推移。
 日中取引開始後、原油の2025年10月限は下落。夜間取引の安値を下回り、5万
7010円まで下げた。
 午前11時11分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
2320〜1350円安。
 午前11時11分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が795枚。
【トランプ米大統領はトルコを訪問しない見通し】
 本日、トルコでウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領の和平協
議が行われる可能性があったが、プーチン大統領はトルコを訪問しないと伝わってい
る。これに伴い、トランプ米大統領もトルコを訪問しない見通し。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比1.29ドル安の61.86ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは61.78〜62.91ドル。
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