●論点解説ゴム、株高・円安の持続力に注目=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 OSEゴム相場は4月7日以来の高値を更新している。通商問題に対する警戒感の緩
和を背景に、投資家のリスク選好性が回復していることが、ゴム相場の値上がりに直結
している。米中両国は関税の大幅引き下げに着手し、向こう90日間は交渉の期間にな
る。4月初めに見られたようなパニック的な急落再開のリスクは後退している。ただ
し、世界の株式相場は概ね相互関税発動前の水準を回復しており、日経平均株価も急ピ
ッチな上昇は一服しつつある。急激な円安も一服しつつあり、このまま株高・円安が一
服すると、ゴム相場も急ピッチな上昇一服から値動きが鈍化する見通し。引き続き株
高・円安の持続力が問われる地合になる見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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